(適用範囲)
第1条
- 当ホテルが宿泊客との間で締結する宿泊契約及びこれに関連する契約は、この約款の定めるところによるものとし、この約款に定めのない事項については、法令又は一般に確立された慣習によるものとします。
(宿泊契約の申込み)
第2条
- 当ホテルに宿泊契約の申込みをしようとする者は、次の事項を当ホテルに申し出ていただきます。なお、申込みは当ホテルが指定する方法に限ります。
- 宿泊者名
- 宿泊日及び到着予定時刻
- 宿泊料金(原則として別表第1の基本宿泊料による。)
- その他当ホテルが必要と認める事項
- 前項の申込みは、原則宿泊日の前日17時までに申し出た場合に限り有効となります。
- 宿泊客が、宿泊中に第1項第2号の宿泊日を超えて宿泊の継続を申し入れた場合、当ホテルは、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申し込みがあったものとして処理します。
(宿泊契約の成立等)
第3条
-
宿泊契約は、当ホテルが前条の申し込みを承諾し、且つ、宿泊期間の基本宿泊料の30%の申込金のお支払いが完了することを条件として成立します。なお、宿泊期間が満了し、宿泊料金のお支払いが完了したことを条件として、当該申込金の返金処理をシステム上で行います。当ホテルによる返金処理の実行後、宿泊客における返金の確認にはお時間を要する場合があり、また、第三者が提供する決済システム上の不具合その他の事情により返金処理が遅れる場合がございますので、予めご了承ください。メンバーシップNFT保有者については、宿泊日における該当する宿泊施設におけるTHE KEYを保有することを条件として、申込金額の支払いは不要となります。ギフト受領者についても、申込金額の支払いは不要となります。
-
宿泊客が第12条に基づく違約金の支払義務、又は第17条に基づく賠償義務を負う場合、当ホテルが宿泊客から当該支払を受けることを条件として、前項同様に申込金の返金処理を行うものとします。
(宿泊契約締結の拒否)
第4条
ホテルは、次に掲げる場合において、宿泊契約の締結に応じないことがあります。
(1) 宿泊の申し込みが、この約款によらないとき。
(2) 満室により客室の余裕がないとき。
(3) 宿泊しようとする者が、過去に宿泊契約・利用規約の定めに違反した実績がある場合。(違約金の支払いを行わない、当ホテルの建物・備品などに損害を与えることを含みますが、これに限りません。)
(4) 宿泊しようとする者が、宿泊に関し、法令の規定、公の秩序若しくは善良の風俗に反する行為をするおそれがあると認められるとき。
(5) 宿泊しようとする者が、次のイからハに該当すると認められるとき。
イ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2 条第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)、同条第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)、暴力団準構成員又は暴力団関係者その他の反社会的勢力
ロ 暴力団又は暴力団員が事業活動を支配する法人その他の団体であるとき
ハ 法人でその役員のうちに暴力団員に該当する者があるもの
(6) 宿泊に関し暴力的要求行為が行われ、又は合理的な範囲を超える負担を求められたとき。
(7) 天災、施設の故障、その他やむを得ない事由により宿泊させることができないとき。
(宿泊客の契約解除権)
第5条
宿泊客は、当ホテルに申し出て、宿泊契約を解除することができます。
- 宿泊客は、自己都合又はその責めに帰すべき事由により宿泊契約の全部又は一部を解除した場合は、別表第2に掲げるところにより、速やかに違約金を支払うものとします。宿泊客による違約金の支払いを当ホテルが受領したことを条件として、当ホテルは第3条第1項に基づき受領した申込金の返金処理を行うものとします。
- 前項に定める違約金の支払いが、契約の解除日から2週間以内に行われない場合、当ホテルは、第3条第1項に基づき受領する申込金を違約金に充当できるものとします。
- 当ホテルは、宿泊客が連絡をしないで宿泊日当日の午後8時(あらかじめ到着予定時刻が明示されている場合は、その時刻を2時間経過した時刻)になっても到着しないときは、その宿泊契約は宿泊客により解除されたものとみなします。
(当ホテルの契約解除権)
第6条
- 当ホテルは、次に掲げる場合においては、宿泊契約を解除することがあります。
(1) 宿泊客が宿泊に関し、法令の規定、公の秩序若しくは善良の風俗に反する行為をするおそれがあると認められるとき、又は同行為をしたと認められるとき。
(2) 宿泊客が次のイからハに該当すると認められるとき。
イ 暴力団、暴力団員、暴力団準構成員又は暴力団関係者その他の反社会的勢力
ロ 暴力団又は暴力団員が事業活動を支配する法人その他の団体であるとき
ハ 法人でその役員のうちに暴力団員に該当する者があるもの
(3) 宿泊客が他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼす言動をしたとき。
(4) 宿泊客が伝染病者であると明らかに認められるとき。
(5)宿泊に関し暴力的要求行為が行われ、又は合理的な範囲を超える負担を求められたとき。
(6) 天災等不可抗力に起因する事由により宿泊させることができないとき。
(7) 寝室での寝たばこ、消防用設備等に対するいたずら、その他当ホテルが定める利用規則の禁止事項に従わないとき。
- 当ホテルが前項の規定に基づいて宿泊契約を解除したときは、宿泊客がいまだ提供を受けていない宿泊サービス等の料金はいただきません。
(宿泊の登録)
第7条
- 宿泊客は、宿泊日当日までに、当ホテルの利用するアプリケーション及びウェブサイト上において、次の事項を登録していただきます。
- 宿泊客の氏名、年令、性別、住所及び職業
- 外国人にあっては、国籍、旅券番号、入国地及び入国年月日
- 出発日及び出発予定時刻
- その他当ホテルが必要と認める事項
(客室の使用時間)
第8条
- 宿泊客が当ホテルの客室を使用できる時間は、午後3時から翌朝11時までとします。ただし、連続して宿泊する場合においては、到着日及び出発日を除き、終日使用することができます。
- 当ホテルは、前項の規定にかかわらず、同項に定める時間外の客室の便用に応じることがあります。この場合には別途当社が定める追加料金を申し受けます。
(利用規則の遵守)
第9条
宿泊客は、当ホテル内においては、当ホテルの提供するアプリケーション上及びウェブサイト上に掲載した利用規則等に従っていただきます。
(営業時間)
第10条
- 当ホテルの主な施設等の営業時間は利用規則等に記載のとおりとします。
- 前項の営業時間は、事前の予告なしに変更する場合がございます。
(料金の支払い)
第11条
- 宿泊者が支払うべき宿泊料金等の内訳は、別表第1に掲げるところによります。
- 前項の宿泊料金等の支払いは、通貨又はクレジットカードにより、宿泊客の出発の際又は当ホテルが請求した時、アプリケーション又はウェブサイト上において行っていただきます。但し、当ホテルが認める旅行小切手、宿泊券、バーコード決済、その他の支払い手段については、この限りではなく、当該決済手段での支払いも可能とします。
- 当ホテルが宿泊客に客室を提供し、使用が可能になったのち、宿泊客が任意に宿泊しなかった場合においても、宿泊料金は申し受けます。
(当ホテルの責任)
第12条
-
当ホテルは、当ホテルの責に帰すべき事由に起因して、宿泊契約及びこれに関連する契約の履行に当たり、又はそれらの不履行により宿泊客に損害を与えたときは、その損害を賠償します。
- 当ホテルは、万一の火災等に対処するため、旅館賠償責任保険に加入しております。
(契約した客室の提供ができないときの取扱い)
第13条
- 当ホテルは、宿泊客に契約した客室を提供できないときは、宿泊客の了解を得て、できる限り同一の条件による他の宿泊施設をあっ旋するものとします。
- 当ホテルは、前項の規定にかかわらず他の宿泊施設のあっ旋ができないときは、違約金相当額の補償料を宿泊客に支払い、その補償料は損害賠償額に充当します。ただし、客室が提供できないことについて、当ホテルの責めに帰すべき事由がないときは、補償料を支払いません。
(寄託物等の取扱い)
第14条
-
宿泊客がホテルスタッフにお預けになった物品又は現金並びに貴重品について、滅失、毀損等の損害が生じたときは、それが、不可抗力である場合を除き、当ホテルは、その損害を賠償します。ただし、現金及び貴重品については、当ホテル(館)がその種類及び価額の明告を求めた場合であって、宿泊客がそれを行わなかったときは、当ホテルは10万円を限度としてその損害を賠償します。
- 宿泊客が、当ホテル内にお持込みになった物品又は現金並びに貴重品であってホテルスタッフにお預けにならなかったものについて、当ホテルの故意又は過失により滅失、毀損等の損害が生じたときは、当ホテルは、その損害を賠償します。ただし、宿泊客からあらかじめ種類及び価額の明告のなかったものについては、当ホテルに故意又は重大な過失がある場合を除き、10万円を限度として当ホテルはその損害を賠償します。
(宿泊客の手荷物又は携帯品の保管)
第15条
- 宿泊客の手荷物が、宿泊に先立って当ホテルに到着した場合は、その到着前に当ホテルが了解したときに限って責任をもって保管し、宿泊客がチェックインする際お渡しします。
- 宿泊客がチェックアウトしたのち、宿泊客の手荷物又は携帯品が当ホテルに置き忘れられていた場合において、その所有者が判明したときは、当ホテルは、当該所有者に連絡をするとともにその指示を求めるものとします。ただし、所有者の指示がない揚合又は所有者が判明しないときは、発見日を含め7日間保管し、その後最寄りの警察署に届けます。但し、生鮮食品、飲食物についてはご出発日を保管期限とさせていただきます。
- 前2項の場合における宿泊客の手荷物又は携帯品の保管についての当ホテルの責任は、第1項の場合にあっては前条第1項の規定に、前項の場合にあっては同条第2項の規定に準じるものとします。
(駐車の責任)
第16条
宿泊客が当ホテルの駐車場をご利用になる場合、車両のキーの寄託の如何にかかわらず、当ホテルは場所をお貸しするものであって、車両の管理責任まで負うものではありません。ただし、駐車場の管理に当たり、当ホテルの故意又は過失によって損害を与えたときは、その賠償の責めに任じます。
(宿泊客の責任)
第17条
本約款又は利用規則で定めのある場合に加え、宿泊客の故意又は過失により当ホテル又は当ホテルに宿泊する他の宿泊客が損害を被ったときは、損害を与えた宿泊客は当ホテル又は損害を被った宿泊客に対し、その損害を賠償していただきます。
(ギフト受領者の特約)
第18条
- オーナー利用契約に従って、オーナーからギフトとして、自己利用可能日数を受領した者(以下「ギフト受領者」といいます。)は、当該ギフトの発行日の翌日から181日以内の日をCheck Out日をする予約申込をすることができます。
- ギフト受領者が、自己都合又はその責めに帰すべき事由により宿泊契約の全部又は一部を解除した場合は、当該解除の意思表示をした日が宿泊予定日の31日前まであれば、予約する権利を失わずに、前項の期限内に予約することができるものとします。当該解除の意思表示をした日が宿泊予定日から30日を経過している場合は、予約する権利は失われるものとします。
- ギフト受領者が宿泊契約を解除した場合、第5条第2項に関わらず、違約金は発生しません。
別表第1 宿泊料金等の内訳(第2条第1項及び第11条第1項関係)
内訳 |
||
---|---|---|
宿泊客が支払うべき総額 |
宿泊料金 |
基本宿泊料 |
追加料金 |
飲食料 |
|
その他 |
消費税 |
備考
- 基本宿泊料はアプリケーション及びウェブサイト上に表示する料金表によります。
- 子供料金は12歳以下に適用します。
-
ギフト受領者には宿泊料金は生じません。
別表第2 違約金(第5条第2項関係)
対象者 |
ゲスト |
---|---|
起点日 |
宿泊日 |
徴収対象 |
宿泊料金 |
起点日の16日前~30日前まで |
10% |
起点日の8日前~15日前まで |
50% |
起点日の3日前~7日前まで |
70% |
起点日の当日~2日前まで |
100% |
ノーショー |
100%※全日程分 |
備考 |
ノーショーの判断について 連絡なく全期間滞在しなかった場合(※1,2)や宿泊約款に基づきノーショーと判断できる場合は、NOT A HOTEL側でノーショー扱い可能とする。 ※1:単泊の場合:翌日のチェックアウト時間のタイミング ※2:連泊の場合:2日目を経過したタイミング |
(注)
- 別表第1宿泊料金等の内訳に記載ある追加料金にかかる違約金として、起点日の当日~前日前まで及びノーショーの場合、追加料金の100%相当額をご負担いただきます。
- NOT A HOTELオーナー利用契約に基づく宿泊(オーナー自己利用/ギフト/相互利用)による違約金は、NOT A HOTELオーナー利用契約に規定するのキャンセル料に従います。
対象者 |
メンバーシップNFT保有者 |
---|---|
起点日 |
宿泊日 |
徴収対象 |
別表第1宿泊料金等の内訳に定められる追加料金 |
起点日の当日から前日まで |
100% |
ノーショー |
100% |
備考1 |
ノーショーの判断について 連絡なく全期間滞在しなかった場合(※1,2)や宿泊約款に基づきノーショーと判断できる場合は、NOT A HOTEL側でノーショー扱い可能とする。 ※1:単泊の場合:翌日のチェックアウト時間のタイミング ※2:連泊の場合:2日目を経過したタイミング |
備考2 |
NFT MEMBERSHIPに関しては、宿泊料金にかかる違約金は発生しません。但し、MEMBERSHIPに付与されるTHE KEYは、起点日の経過とともにバーンし、それ以降利用することはできません。 |
2023年11月9日改訂